シドニーのブルーマウンテンに行き、ブッシュウォークを楽しんだ。ユーカリが発する蒸気と太陽光線によって、山全体が本当にブルーに霞んでいる。
真っ青に晴れ渡った空にユーカリの銀色の幹がキラキラと光り、乾いた空気のシドニーならではの景観。 ユーカリには600もの種類があるということも初めて知った。 自宅ではユーカリのアロマオイルをよく使うので、そんな香りに包まれて歩くのかと思ったら、それはなくて、ちょっとがっかり。
でも、春を迎えつつあるオーストラリアでは、いろいろな花が満開でとてもにぎやか。ピンクの八重桜と黄色のミモザを同時に見ることができるなんて!
スリーシスターズという岩の見える広場では、アボリジニがディジュリドゥを奏でていた。もともと儀式や祭礼に使われたというこの楽器は、ミュージックセラピーとして医療用にも使われるとか。 山々に響き渡る深い音色は、確かに霊的なエネルギーに満ちて、とても美しい。 街でも時折、演奏しているのを見かけたが、やはり街中で聴くのとはまったく違う。
乾いた土地だからか、おおらかでさばさばしたシドニーの山は、日本の山の神秘性とはまた違って、気楽で愉しい一日だった。

